2019年市長選を振り返る

福嶋 市長選挙、本当にご苦労様でした。残念な結果 でしたが、市民はこれから4年問の我孫子市政のリーダーとして星野さんを選びました。
飯塚 星野市長には、人口減少時代にむけ何をするのか明確にして、頑張ってほしいと思います。星野市長は1期目で市の貯金である財政調整基金を30億円増やしたと誇っていますが、これは国が、小泉政権の時に徹底して絞った地方交付税を大幅に増やし、臨時財政対策債もどんどん自治体に認めた結果にすぎません。流れに任せているだけでは、これからは立ち行かなくなります。
福嶋 貯金を増やしたというのは我田引水ですね(笑)。借金をしながら貯金を増やすという構造も疑問です。とくに臨時財政対策債は公共施設などを造るための市債でなく、人件費を含めた毎年の赤字(収支不足)を補う市債で、9年閻で100億円以上も増えています(下図参照)。これは借金のみを子どもたちに 残します。やはり飯塚さんが主張された財政規律が必要です。星野市長も真剣に考えてほしいです。
飯塚 また、星野市長には、今度こそ民との公約を大切にしてほしいと思います。今回は「市長は3 期まで」「退職金を市民感覚で見直す」という公約が反故にされました。こうしたことは繰り返して欲しくありません。
福嶋 公約を変えるときは、なぜ変えるのか、市民へ逃げずに説明することが大切です。3期目の任期終了直前にご自分の給与を引き上げ、最後の給与を基に計算される3期目の退職金をアップさせました。しかし、退職金について納得できる説明はありませんでした。
飯塚 給与ついては、前市長の給与より星野市長は 10万円も低かったと言って、引き上げの言い訳をし ました。これはごまかしの宣伝です。
福嶋 なぜか2002年の私の給与だけ取り出し、93万円で星野市長より10万円高かったと宣伝しました。しかし私は、2002年以降だけ見ても4回に わたり自分の給与を下げ、星野市長のように上げていません。条例上、正規の私の最後の給与は86 万3千円、同じく星野市長の3期め最後の給与は86 万4千円です。
飯塚 星野市長は職員不祥事の責任を取って減額したり、東日本大震災による国からの要請で減額したりした一時的な給与額を、正規の市長給与額とすり替えてもいますね。
福嶋 いずれにしても、選挙の時だけの短期間の論争ですと、何でも言ったもの勝ちになる可能性があります。日ごろから、きちんと市民に問題点を投げかけ、政策論争をすることが大切だと思います。実はこうしたことを重ねたうえで、飯塚さんには4年後の 市長選をめざして欲しいと思っていました。
飯塚 私もそのつもりでした。もちろん良い候補者があれば、その方に譲りますが、4年間、再度の挑戦 をめざし市政への問題提起を続けていくつもりでした。しかし、このままでは県議選が無競争になるという中で苦渋の選択をしました。(2面参照)
福嶋 飯塚さんが、何とか自分以外の県議選候補を作ろうと必死になって奔走されるのを間近で見てきました。むしろ周りの私たちの力不足で、飯塚さんに また負担をかけるのが心苦しいです。決断を支持しますので頑張って下さい。

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